「うーわ、すっごいクマ出来てる…最悪…」
朝、鏡を見て思わずこう思った経験ありませんか?
仕事を遅くまで頑張った翌日、
友人と朝方まで思いっきり遊びつくした後、
ちょっと夜更かししちゃった翌朝など、
所謂「お疲れさま」な顔に現れる天敵のクマ。
せっかくの一日のスタートも、クマが出来ているとちょっと気分が上がらないですよね。
そのままの顔で誰かに会うと、高確率で
「なんか疲れてない?」
「え、ちょっと老けた?」
と、心に刺さるコメントを頂いちゃうことも。
そんな時、便利なのが「コンシーラー」
ファンデーションでクマ隠しをするよりもカバー力が高く、
且つポイント的に使用できるので使い勝手が良いんです。
今回は、「コンシーラー初心者です!」という人から、
「普段から使っているよ!」という人にも、
おススメのコンシーラーの魅力をお伝えしていきたいと思います。
では、早速いきましょう。
コンシーラーはクマのタイプ別に使うのがおススメ
では、このクマを隠すのに便利なコンシーラーですが、
抑えておくべきポイントは、タイプ別に合った種類のコンシーラーを使うことです。
何故かというと、
クマには種類に応じて症状が違い、
且つコンシーラーにも種類があるので、
タイプ別に応じた種類のものを使用しないと
効果が今一つになってしまうからなんです。
勿論、ファンデーションもカバー力があるので緊急代用品として使用も出来ますが、
短時間で取れてしまったり、厚塗りになってしまったり、大人のレディには、あまりおススメしにくい方法です。
例えば、
病気をしてしまった時にも、症状がハッキリ分かっていて、
且つ専門家に任せると治りが早かったりしますよね。
つまりコンシーラーも、クマの種類を見分け、
そこにコンシーラーの種類を上手く合わせていけば
素晴らしいカバー力を発揮するんです。
これが、コンシーラーの魅力です。
さぁ、今こそ「厚塗りファンデーションの呪縛」から逃れましょう!
クマは「青、黒、茶」の3種類
そもそも私たちを悩ますクマは、
大きく分けて
「青クマ」:血行不良などが原因のクマ
「茶クマ」:色素沈着などが原因のクマ
「黒クマ」:たるみ、皮膚のへこみなどが原因のクマ
の3種類があります。
まずはアナタのクマがどの種類なのか、見極めていく必要があります。
因みに見分けるコツは、
目じりを軽く横に引っ張ってみることだそうです。
これは、クマの状態が皮膚の状態によって判断出来るからです。
青クマ→少しクマの色が薄くなる、
ファンデーションを塗ると薄くなる
原因:静脈の色が皮膚を透けて見えているものなので、
皮膚を引っ張ると、色が薄くなるから。
茶クマ→クマの色は変わらない
ファンデーションを塗ると薄くなる
原因:皮膚に沈着した色素が原因なので、
皮膚を引っ張っても、色は変わらない。
黒クマ→クマの色が薄くなる
ファンデーションを塗っても消えない
原因:たるみなどが原因で起こるクマ、
皮膚を引っ張ると薄くなるが、ファンデーションを塗っても消えない。
このように、クマも原因によって違いがあるんですね。
また、表れやすいクマの性質もあります。
青クマ:色白で皮膚の薄い人に表れやすい
茶クマ:日焼けすると赤くなって黒くなる人、赤くならずに黒くなる人に起こりやすい
黒クマ:はっきりした顔立ちの、目が大きい人に目立ちやすい
勿論、クマの表れ方も個人差があり、2種類同時に表れるものもあれば、
完全に見分けにくいものもあるので、その時は近しいもので判断頂くのが良いと思います。
コンシーラー選びは「色」、「質感タイプ」を組み合わせ
では、クマの種類が分かったら、どのようなコンシーラーを選べば良いのでしょうか。
選ぶ際に大事なポイントは3つあります。
①タイプにあった色を選んで元気肌
クマも青クマ、茶クマ、黒クマと色味があるので、
それに合わせてカバー色も合わせると綺麗に隠せます。
青クマ:オレンジ・ピンク系で血色感をプラスすると明るい肌に。
→青くまは目の周りの血流が滞ってしまい、毛細血管が透けて青黒く見えている状態のことです。
睡眠不足や疲労、ストレスやホルモンバランスの乱れなどが原因で、
所謂「お疲れ顔」に見えやすい症状です。
分かりやすく言うと、「顔色悪い」って表現されやすいですね。
この青クマには、オレンジ系・アプリコット系・ピンク系のコンシーラーを使用すると、
青みを打ち消して上手く隠すことができます。
茶クマ:同系色のイエローでカバーすればナチュラルに。濃いくまには緑も効果的!
→色素沈着やシミにより、茶色っぽくくすんでしまっている状態です。
目のこすりすぎや紫外線が原因の一つとなり、
唐突に出てくるというよりかは徐々に慢性化しやすいクマです。
茶クマには、同系色のイエロー系を使用すると、
明るさがプラスされてナチュラルに、上手く隠すことができます。
あまりに濃い色のクマであれば、
更にグリーンを入れてトーンアップしてみると
より効果的ですよ。
黒クマ:光でくすみを飛ばし、目元を華やかに魅せるパール系がおススメ。
→加齢によるたるみやコラーゲンの減少が原因です。
もともと涙袋が大きい人、顔立ちのハッキリした人がなりやすいクマです。
顔の凹凸や輪郭に合わせやすい、
ベージュ系やオークル系の色味で目元の影を肌に馴染ませることがポイント。
目元を自然なパール感のあるもので光を飛ばせば、黒味が目立たなくなります。
ちなみに、最近では好みの色味に配色できるタイプのコンシーラーなども発売されているので、
単色以外も試したい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
②肌質に合わせて、目元に密着する柔らかいタイプを選ぼう
また、色味以外にも、コンシーラーには大きく分けて5つのタイプがあります。
コンシーラー初心者、種類が多くて悩んでしまう、
という人は量などが調整出来て、使いやすいリキッドタイプと
クリームタイプがオススメです。
肌質や好みにもよりますが、それぞれのメリット・デメリットを抑えて選びましょう。
まず、最もポピュラーなのが、リキッドタイプとクリームタイプです。
肌にしっかり馴染んで、良く動かす目元にもフィットしてくれるタイプなので、
特に、乾燥肌にお悩みの方はこのタイプがおススメです。
リキッドタイプは、カバー力は弱めですが、手軽に使えて初心者でも扱いやすいのが特徴です。チップ・ブラシ・スポンジタイプなど、毛先もさまざまです。
また、クリームタイプは、カバー力が高い上に自然に仕上げられます。ただし、指やブラシで塗る必要があり、少し手間がかかるのが難点です。中でも、複数色が入ったパレットタイプなら、混ぜ合わせてクマ隠しに最適な色味が作れますよ。
次に、スティックタイプ。
このタイプはなんと言っても、カバー力が高いのが魅力です。
頑固なくまもしっかり隠してくれるので、忙しい日々が続くときは重宝すると思います。
ただ、スティックタイプは少しテクニックが必要です。
何故かというと、カバー力が高い分、重ねすぎるとマットな厚塗り感が出てしまうからです。
目元だけ浮いてしまい不自然フェイスが!
使いこなすコツとして、皮膚の薄い目元に使うときは、柔らかいテクスチャーを選び、
できればブラシにとって塗るのが良いでしょう。
そして、ペンシルタイプ・パウダータイプはポイント使いを。
ペンシルタイプは、固くて伸びが悪いので、目元にはおススメできません。
あまりに固いものだと、痛みを感じてしまうこともあるので、クマ隠しに使うよりは、
他のパーツのカバーにした方が良いと思います。
最後に、パウダータイプですが、こちらは色味を調整するくらいのカバー力です。
ほぼ、ファンデーションと変わりません。
濃いクマは隠しきれないので、目元のトーンアップとして使うのに適しているでしょう。
まとめ
頑張っちゃうと、ついつい「やぁどうも!」と現れてしまうクマですが、
コンシーラーと上手に付き合っていくと、それも気にならなくなっていきます。
私も昔は調子に乗って夜更かし、からの翌日どんよりクマとの出会いを繰り返していました。
いや、自業自得なんですけど…。
そんな時、ついつい面倒でファンデーションの厚塗りで誤魔化していましたが、
年齢を重ねるごとにやはり違和感が出てきたので、今ではコンシーラー常備です。
特に、忙しい時でも顔は印象を与える大事なところなので、
ケアがとても大切なポイントになっていきます。
アラサーになっても、年を重ねても、元気な顔でと素敵な毎日を送る為に、
アナタもコンシーラー取り入れ生活始めてみませんか?